違和感

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 サグラート家を含め、後見人についても考えておかねば。 「今日のところはこれで終わりにしよう。カダルは残れ。話がある」  オルトガとシヴァールは、一礼して退室した。  部屋に残ったのは、自分とカダルのみ。 「それで陛下、話とは?」 「すまんが、あの娘について詳しく調べてくれ」 「アディル・サグラートのことを?それは構いませんが」  カダルの顔には、疑問の色が浮かぶ。 「少し気になることがあってな」 「承知しました。分かり次第ご報告いたします」
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