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それだけではない、アディルが収監されるのは、陸の孤島と呼ばれるトラジナ監獄。
その中でも特に罪の重い者が入る特別独居房で、過酷な服役生活を送ることが決まっていた。
ろくに日も入らず、食事も日に一度しか与えられず、人と接することもない。
そんな場所で、三年も服役生活を送らなければならないのに。
なのに、アディルはそれを受け入れていたのだ。
刑期を終えても、以前のような生活に戻ることはできない。
一度押された罪人の烙印は消えることはなく、ましてや騎士に戻ることなどできるはずもない。
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