第6話「フランクフルトへ」

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おじいさんは両手を振りながら必死にハイジたちに伝えます。 ハイジ・「バイバーイ☆」 しかし、ハイジには別れのあいさつにしか見えなかったようです。 おじいさん・「はーい☆ばいばーい☆また一緒に遊んでねぇ☆ボケェ!!バイバイちゃうわぁ!!止めってぇって!!これ止めってぇって言う意味!!これ止めてぇ!!止めてぇ!!あ、そうだ。わしが苦労の末、ふもとの村で買ってきたペロペロキャンデー☆これさえあればハイジはわしに釘付けなんじゃて☆どうじゃハイジ☆ほれー☆窓開けたら褒美にこれやるぞぉ☆どうじゃハイジー☆ほれー☆」 クララ・「チョコもあるわよ」 しかし、セバスチャンが大量のお菓子を持っていたためおじいさんの持っていた飴などには興味を持ちません。 ハイジ・「うん、おいしぃー☆」 おじいさん・「クソー!!行かないで考え直すんじゃハイジー!!きっと後悔するぞぉー☆後でまた帰りたくなっても、すぐに帰って来れなくなるんじゃよぉー☆」 その後、おじいさんは1ミリたりとも窓を開けてもらえず悲痛な叫びをハイジに届けることが叶いませんでした。それでもあきらめられないおじいさんは、ただひたすらフランクフルトを目指して走り続けるのでした。
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