声優かっ!掛け合い用台本

第１話

姫
「声優かっ!第１話」
(タイトルコールをお願いします)

姫
「小さい時にあなたと約束した。あなたが私にしてくれたように、私もあなたとなって誰かを救うって。―――私はあなたになるんだ」

-　ヒイラギ学園　-

姫
「――その１、魔法戦士ラブリー♥ブレザーズの主人公声優は皆声が可愛い。その２、ラブリー♥ブレザーズの主人公声優は、皆超人気アイドル声優をしている。その３ラブリー♥ブレザーズの主人公声優は皆、ヒイラギ学園高等学校声優科を優秀な成績で卒業してる」
「ヒイラギ学園高等学校。声優界の超名門。木野姫(15)ヒイラギ学園ぴかぴかの一年生。学科はもちろん声優科。夢は大人気アニメシリーズ『魔法戦士ラブリー♥ブレザーズ』の主人公声優になる事」

案内人
「キミキミ、新入生?中等部普通科はあっちだよ」

姫
「あ゛あ゛ん?誰が中等部や!!……はっ!」
「教えてくれてありがとうございますう♥でも私高等部声優科なんですう!ゲフッ♥ゲフフフフ♥」
(思いっきりダミ声)

案内人
「…あの子が声優科?ゲフ…って」
「すごいダミ声だったな……女の子の声とは思えない…」

姫
「――この学校には声優科以外にも色々学科がある。普通科・スポーツ科・俳優科・音楽科・映像科。普通科以外はそれぞれ１クラス３０人しかいなくて、その中でも声優科は１クラス２５人しかいない狭い門で、声優デビューに１番近い学校って言われている。――そんな学校だからか」

女子生徒１
「きゃー♥♥河合様と春山様がご登校されてるわ!!」

女子生徒２
「今をときめくアイドルユニットＡＱＵＡの２人よ!!きゃー♥」

姫
「校内にはけっこう有名人がいたりするし。それに色々な業界の人とかも出入りしてたりもする」

千里
「――ごめん、そこ通してくれない?」

姫
「――な、何この声!?」

千里
「そこに立ってると通れないから」