風のささやき

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朝霧に浮かぶ街並 別れを告げて何処へ行こう 自分見つけたこの道を進むだけで見つかるかな 時間という名の果てないその場所を 連なる僕の終わりない思いが何かを貫いて散っていく それを風が運んで知らない世界にたどり着く 鳥はただ翼広げ羽ばたいて行った 風に吹かれて旅路を彷徨う旅人 ささやくそれに導かれて歩き続けるは旅の果て 始まる場所は何処だろう 太陽が昇るこの瞬間 終わろうとするこの道を風はささやく 突き進めと 癒されぬ傷と消えない痛みが僕の心にしみていく そして傷を隠そうとした鳥は羽根を差し出して 癒えよと願い遥か彼方へ飛んで行った 風に吹かれて旅路を彷徨う旅人 流れゆく波に身を任せるは時の果て
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