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俺は前野佑樹(マエノユウキ)。 高校2年。別にこれと言った印象もない黒髪の頭、勉強は並みよりちょっといい方だが顔はどちらかというと女顔に近いだろう。 そんな俺帰ろうとしたら下駄箱に一通の手紙が入っていた。 『  今日の放課後1-Bに来てください。  待ってます。                 』 と短い文が可愛らしい文で綴ってあった。 これってもしかして―――告白!? この17年間告白して付き合ったことはあったが告白されたことはなかった… それが、今日、今日されるのかっ! 「佑樹なにそれ、ラブレター?シンプルだなぁ…」 「やっぱりお前もそう思うかぁ!?」 ひょこっと現れた親友の肩をバンバン叩いてくて、一緒に帰る友に別れを告げうきうきしながらその場を出ていった――――…… .
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