銀時:こんなとき、あなたがそばにいてくれたら

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「はあ」 私のため息は虚しく、部屋に響き渡った 誰もいない‥別にひとりは嫌いじゃないし寧ろ好き ひとりが怖いとも思ってはいない けれど、なんだろうこの感じ 「あー‥」 私って生きてる意味あんのかな 毎日毎日同じことの繰り返し しかも、最近ここ2ヶ月はただ家でぼーっとしてるだけ やることもないし仕事もない 誰か連れ出してよー‥こんな毎日から ニートじゃん、ただのニートじゃん私 腐るー‥ 「こんなとき、」 に限って奴は‥こな 「お呼びかい?お嬢さん」 きた 「‥おせーよ」 「いいこにしてたか?」 「うっさい」 「何、機嫌悪いの?ほれ、おいで」 奴は私の腕を引っ張って自分の腕の中に私を収めた 「ごめんな、遅くなって」 「‥‥っ」 「泣くほど寂しかったか?今日はずっと一緒にいてやるよ」 寂しい? ああ、この変な感じは寂しいって気持ちだったのか 「ぎんっ‥」 「っは!‥夢か」 あーあ、こんなとき、あなたがそばにいてくれたら‥ end
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