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クロノとの話は流れるように過ぎ、あっという間にギル・グレアム提督との面会の約束を取り付けられた。
しかも、明日すぐ。
随分焦ってるじゃんか、オジサン。
「提督は地球出身の魔導師で、故郷を救ってくれたお前に礼を言いたいんだそうだ」
「ユーノに言えばいいのに」
どうせ感謝状を渡したい、とかそんな理由付けをしてるんだろうが。
はやてと接触した魔導師である俺をどうにかしたい――――地球に近づけたくないのか。
・・・・・・どうせ明日になれば、嫌でも分かる。
「何はともあれ、A's参入決定・・・・・・はぁ」
『がんばんべ』
このデバイス・・・・・・。
『はやてには、連絡、しないの、ですか?』
「明日、グレアムに会ってからな」
憂鬱な明日のことは置いといて、久しぶりにフェイトとアルフと一緒に眠ろう。
役得役得。
「にい、さん・・・・・・」
「タクミ・・・・・・」
「やらないか」
アーッ!
そんなことはなく、フェイトの寝顔を見ながら、眠りに――
「――タクミ、あたし、もう我慢できないよっ。二ヶ月もお預けだったんだっ・・・・・・いただきます」
アーッ!
貞操は守りましたよ?
狼怖い・・・・・・。
下ネタのし過ぎですね、サーセン。
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