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朝の木漏れ日はとても綺麗だった。
あのあと病院に結局連れて来られたようだった。 今の時刻は5時。 抜け出すのもありかなって考えてみるが特にやる気も起きない…。 今はとにかく無気力だった。
状況が理解出来なくてもいいと思った。
いっそ………
このまま死ねればイイナ
脳裏で言葉が反響する。俺ってどうしたんだろう……。
誰が俺の日常を壊したんだ?
俺は誰を恨めばいい?
何をすれば戻れる?
俺は何をしたい?
自問自答が続く。
彼は、いつの間にか笑顔になっていた。
そんな自問自答の問い掛けを続けていると、もう目の前には昼食が置いてあった。
そして、白衣を来た医者らしき人と昨日の警官が部屋の中にいる……?
いつ入ってキタノ?
何やら2人は喋りこんでいる。
それより、早くここから出してくれよ。
俺の幼なじみが心配するだろ?
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