日常の崩壊

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10日もすると、退屈で頭が割れそうだった。特に何もすることもなく、1ヶ月が過ぎたころにはパロディーかと思った。 しかし、慣れとは怖く、いつの間にか6月である。毎日に飽きても、別に自傷行為の一つも無いのは多分死ぬ気が全くないからだろう。 と……考えていると病院内で警報がなり始めた。 普段なら何事かと思っても今はただ、頭に響くだけ。 『この音をやめろ!』 俺が叫んだ瞬間、ドアが開いた……。 そこには……。
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