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「それも嘘や」
無邪気な笑顔で汰華流は言った。
ちなみに汰華流は男前と言われる程ではないが、童顔でわりと整った顔立ちだ。
「さっきから意味わからへんのやけど…」
「おねぇさんめっちゃタイプやねん…んでとりあえず話したくてさ…
大阪の人間やったら意味わからんこというてたらつっこんでくれる思ったんや」
「だったら最初から普通に話や」
「普通に話し掛けてもしかとするやろ~」
「せやな」
「ほら~ここであったんも何かの縁や!この後予定なかったらおごるから飯くいにいかね?」
「うち今から仕事やねん!」
「ほんまかぁ~じゃあこんな人が多いミナミで会ったんももしかしたら運命かもやから連絡先教えてん」
そうして汰華流は番号をゲットしました。
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