第2話

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『よっ。リョーマ。』 「ちーす…ねぇ、楓先輩いいんすか、あれ。」 『ん?』 リョーマはある方向へ指さしたので私は見てみると、英二先輩が不二先輩に(テニスで)ボコボコにされていた。 『…大丈夫。猫だから。』 「意味わかんないすよ。…まあいいや。ねぇ先輩、俺と試合しない?」 『リョーマとー?』 んー、と考えながら私は結論に達した。 『うん、いい(ゴンッ!)』 よ。と続けようとしたらそれ以上言えなくなった。 『ぐっ…か…いっ…海堂の大バカヤロー!痛いじゃないか!』 海堂に(グーで)殴られたのだった。 私は文句を言いながら海堂を睨んだ。が、 「あ゛あ゛!?てめぇがこっちに来るからじゃねぇか!男テニを荒らしにくるんじゃねぇよ!」 『なんだとー!この動物あムグッ!』
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