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仕事でダンプを走らせていても 常に片手に携帯 当時は某出会い系チャットにかなり依存していた徒歩七分 チャットを通じて 北から南から 見えない仲間が結構居た 最近の事情は知らないけど 当時はチャットに行けば誰かしらチャット仲間が居たので チャットをしながら仕事をしてると アッと言うまに一日が過ぎる事も多々あった
その日もいつもの用に チャット仲間数人とたわいもない会話で弾んでいると 仲間が 『ごめん ちょい迎えオチ』と一人去り 『私も買い物オチ』とまた一人去り 皆消えたので徒歩七分もひとまずオチた
しばらく仕事に集中して夕方チャットを覗くが誰も居ない 仕事中にもかかわらず『暇だな』と思う何ともふざけた徒歩七分 気が付くと 出会い系サイトの書き込みを眺めていた
当時の記憶を辿ると 今だに出会い系で〇交の書き込みしてる奴が居るんだ と言う印象だろうか 一人の女の書き込みに興味を持った
『32才主婦 見た目は茶髪のサーファーー系 別2で会えて近くまで迎えに来てくれる優しい人…』
別に〇交なんて興味は無いけど サーファー系は少し魅力的だ それよりも何よりも一番興味を持ったのは 書き込み主の住まいだった
その地域はもろ徒歩七分の会社のある場所だ 百歩譲って考えても 迎えに来て…と言う書き込みを考えれば そう離れてないと予想した
ちなみに会社は東京と埼玉の境目辺りにある アメリカ合衆国のすぐ隣の町だ 会社を拠点として四方八方の現場に行き 四方八方から帰社する もしかして見た事ある奴なのかな?
『いい年こいて〇交って どんな奴でどんな顔してるんだろ…』
色々な想像をしていると 無性に顔が見てみたくなった 勿論〇交がしたい訳じゃない
いい年こいた〇交女に いい年こいた徒歩七分は 成り切ってメールを送ってみた
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