棄て猫ミィの物語(3)

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…熱も下がり学校に行った3日目の朝だった。 隣の地区の女の子が話していた…。 「今日ね、学校来るときね、車に引かれてぐちゃぐちゃになってる猫の死体見ちゃったの、凄く怖かった~!道路が血だらけで凄かったんだから~!!でもね…凄くかわいそうだったんだ…歩道にね、ピンク色の首輪にミィって書いてあって、首輪にも血が着いてた。飼い猫だったんだょね…、飼い主探して帰ろうとしてたのかな…」 僕は、とっさに女の子に駆け寄り今までの話しをして、下校にその場所に連れて行ってもらう事にした…。 学校が終わり…、胸が張り裂けそうになりながら、女の子に着いて行った…。 何分歩いただろぅ…多分5分くらいだろうけど、僕には1~2時間歩いたような気分だった。 女の子が「あそこだよ。」と指した先には、もぅ死体はなかった…でも、確かに血の跡が残っていた…。ぼんやり眺めていた…ハッと周りを見回した。 僕は聞いた、「首輪はどこにあったの?」…女の子は、「たぶんここら辺にあったはずなんだけど…。」 …ない!!僕は、その辺りの草や歩道脇の垣根の下を這って探した。 !!!! あった!ピンク色の首輪!!
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