棄て猫ﾐｨの物語

棄て猫ﾐｨの物語(２)

ﾐｨを飼い始めて１ヶ月…

ﾐｨは、凄く成長した。連れて帰った時は、僕の両手くらいしかかなったのに…、今じゃ家の中を走りまくっています。

猫じゃらしのオモチャでﾐｨと遊ぶと、跳びかかってくるのが、とても楽しいです。

でも、最近…僕のパパとママは、ﾐｨに呆れていました。居間の障子や襖を破き、柱に爪跡を沢山付け、ネコのトイレではなくて、家の中のいろんな所に、ｵｼｯｺやｳﾝﾁをするからです。

最近…本当にｲﾀｽﾞﾗになったﾐｨは、僕の机に登って僕の大事にしていたｶﾞﾝﾀﾞﾑを蹴り落として壊した。悔しくてﾐｨのしっぽを引っ張った。ﾌｷﾞｬ～と泣いたﾐｨに、｢ごめん、ﾐｨ!!｣と慌てて謝った。

窓を開けておくと、しばらくしてから、ちゃんと帰ってくる、お利口なﾐｨ…でも、たまにｲﾀｽﾞﾗで、とっても可愛い僕のﾐｨ。

数日後、ママは凄く怒っていた。

ﾐｨが台所に入り机に登り、夕ご飯をつまみ食いして、ママが怒って、ﾐｨが慌てて逃げたので、机の上に置いてあった、グラスとお皿をﾐｨが落として割ったのです。