Dearest

3/5
前へ
/146ページ
次へ
そのお店はお昼1時から夕方6時までだった。 お昼から飲みに来る人なんかいるのかと思っていたが、お店は結構繁盛していた。 初出勤のときに、「紗耶香さん、源氏名はなんにする?」と聞かれ、「なんでもいいです。」と答えると、「じゃあ、紗耶さんでいこう。」と言われた。 紗耶としての私の始まりだ。
/146ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加