プロローグ

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「そんな事言うたかて、一人旅は危ないねんで?怖い人かて世界にはいっぱいおるんや」 母親も反論する、それは確かにそうである。普通に考えれば中学生の子供を一人で旅に行かせてくれる母親なんて… 「…だから行くのはいいけど財布は気ぃつけや?」 ここにいた。驚きである。 とにかく、母親の許しを得た少年はついに本格的に一人旅の準備を始めるのだった。
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