進行

8/11
前へ
/107ページ
次へ
そんなとき、また私は啓とケンカした。 離婚もほぼ確定して、それが翌朝覆った。 朝仕事に行くとき、いつも寝ている啓が起きて語りかけて来る。     「ちゃんと戻ってきてな、ちゃんと帰ってきてな」   「。。。。。。」   「なぁ!約束やで!帰ってきてな」   「うん。。。」     私は泣きそうだった。 わからなかった。 啓をちゃんと愛していけるのかが
/107ページ

最初のコメントを投稿しよう!

129人が本棚に入れています
本棚に追加