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「次、蘇芳左右輔君。」
自分の名が呼ばれる。
すると、周りの女子生徒が一斉に俺を見る。
俺は立ちあがって、役員の前まで来た。
「それじゃ、今日はダイヤモンドの展開範囲と、酸素を固めて壁にしてもらいます。」
そして俺はその教室から外へ向かう。
ここでは、出来ない。
何よりも危険だからだ。
一度、校内で行って天井に巨大な穴を開けてしまったことがある。
俺は原子の中でも、とくに炭素の操作が一番得意だ。
校庭の巨大な泉の前に立つと、早速検査が始まる。
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