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鎌倉公方の足利持氏が自害に追い込まれた時、京の将軍家は、跡取り息子の義久(よしひさ)も許さず、切腹させよと関東管領に命じます…〓
ここに鎌倉公方の血筋は途絶えたかに見えました〓
しか~し✋あいやしか~し✋
持氏には、もう一人、末っ子の永寿丸という隠し子が居たのです〓
それが、のちに元服してから、関東管領家にとって強力なライバルとなって長い間苦しめることになる、足利成氏でした〓
幕府と険悪な関係にあった千葉氏、馬加(まくわり、バカと読んだらイカンよ)氏らは、幼い永寿丸を下総国古河(しもうさのくに こが、現在の茨城県古河市)に落ち延びさせて、現地に御所を建設し〓
元服して“成氏”と名を改めた永寿丸を“古河公方”としてヨイショと持ち上げて…〓
なんと“鎌倉に新たな幕府を”というスローガンを掲げて、軍勢を増やして行ったのです♐
足利成氏の存在は、その途方もない目的のためのフラッグシップというか〓シンボルというか👑
人集めのための“人寄せパンダ”として、幕府に反感を持つ人々にとって都合のよい存在でした〓
そして、再び鎌倉に返り咲こうとたくらむ古河公方の率いる連合軍は、利根川を挟んで、関東管領の上杉氏とたびたび兵を交えて、五十子(いかご、埼玉県本庄市)の城を、取ったり取られたりの攻防戦を、長年に渡って繰り広げるわけです〓
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