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「そうか なら仕方ないか。それじゃあ私とメイは行ってくるから。」
「はい 頑張って下さい。」
「カイルも訓練して早く強くなりな。それじゃ」
カイルの言葉に少し残念そうな顔をしたハイネはそのままメイの首根っこを持ったままメイを引きずっていった。
時折メイの「やだー あそこ行きたくないー。」という台詞と「あんたは副隊長だろうがしっかりしろ!」というハイネの喝と鈍い音が聞こえてきたのは・・・・・まぁ気にしないことにしよう。
「さて俺も自由になったわけだし、ハイネさんの言うとおり訓練でもしてようかな。」
そう呟くとカイルは城の方へ・・・正確には城の横にある大きめの建物の方へ歩いていった。
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