9人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ
私は首を振った。
いいや駄目だ、学校は休めない。
私は生徒会長なのだ。
簡単には休む訳にはいかない。
早速メールに返信をした。
届く筈がないと思いながら…。
「…え?嘘でしょう?」
メールが届いたのだ。
私が送った返信メールが…
夏希の携帯は私が形見に持っている。
通じていないのだから。
でも、送る事が出来た。
私は机の一番下の引き出しを開けて夏希の携帯を取り出した。
勿論さっき私が送ったメールが届いてるか確認するためだ。
が…。
届いてない…。
「だよね…でも、何故返って来なかった」
顎に手を当てる。
最初のコメントを投稿しよう!