1人が本棚に入れています
本棚に追加
目をあけるとそこには眩しい日差しと玲奈、いや破壊神が俺をのぞき込んでいた。
「俺、生きてる、やった、生きてるぞ!!」
とごぞの最終戦争以上の感動が俺を包む。
「起きたっ!?」
「起きて悪いか!?」
って倒れたのはこいつのせいだよね?記憶飛んでるけど。
「お前のせいであいつらの仲間入りするところだったんだぞ……」
「………?」
「お前の後ろの方々だよ!」
「えっ?幽霊?いやっ!?うおぉぉぉ!!」
最後の一言は殺意の波動に目覚めた玲奈だろう。
なにもないところに高速でパンチを放つ。ほんとに波動が出そうな勢いだ。
玲奈には霊感がない、なのに霊を集めやすい体質だ。
不幸と言えば不幸だが、なぜか周りの人間に害が出る、俺とか俺とか俺とかに。
最初のコメントを投稿しよう!