1人の夜

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1人の夜は嫌いだ。 だっていつも寂しくて寂しくてキミを想って会いたくなるから。 キミとの思い出を浮かべてはまた、寂しくて寂しくて愛しくなる。 会いたい時にキミは隣にいないんだ。 こんなにも会いたくて会いたくて、このせつなく苦しい気持ちはどこにゆけばいいの? こんな事ならキミを知らなければよかった。 キミの匂いも、大きな背中も、暖かい手も、私を包んでくれるその声も、全部全部最初から知らなければよかったね。 知らなければ、こんな気持ちにもならなかった。 でもやっぱりキミに出会えてキミをだんだん知れてよかった。 もっともっと新しい僕の知らないキミを知りたくなったよ。 キミの中の闇さえもすべて。 僕に吐き出して。 2人で知り合っていこう。 だから早くキミに会いたい
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