"好き"の言葉の重さ

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キミと付き合ってもう、ずいぶん時間たつね。 変わらないものもあるけれど、変わってしまったものもある。 変わってほしいものもあるけれど、変わらないままであってほしいものもある。 例えばさ、最近のメール。 「好きだよ」 「愛してる」 「好きだよ」 「好きだよ」 「愛してる」 「好きだよ」 「愛してる」 「愛してる」 「好きだよ」 「愛してる」 「好きだよ」 「好きだよ」 「好きだよ」 ただその繰り返し… 最初は、好きって言われる度、心がキューってなって自然と顔がほころぶくらい幸せ噛み締めてた。 今も素直に嬉しいけど、 でもね? そんなに簡単に軽々しく"好き"って"愛してる"って言葉を使わないで。 "好き好き"言ったら簡単に喜ぶとでも思われてるのかな? もっとさ、重い言葉じゃないの? それとも贅沢な悩みってだけで片付けちゃうの? 違う、違うよ。 僕はもっとキミの世間話とかでいいから聞きたいんだ。キミをもっと知りたいから。 付き合ってる期間が長いからこそ"好き"の言葉の重みを大事にしたいの。 だからそんなにいつもいつも軽々しく"好き"って言葉を使わないで。
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