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雅「ふ~ん。望ってこんな本読んでるだ~。まさか、望にこんな趣味があったとはね?」 ふと、雅ちゃんの方を見ると、彼女の手には、私がさっきまで読んでいた本を持っていた。 やばい。あの本を知られてったってことは… 雅「あはは…!何百面相してんのよ?望らしくない。何も捕って食う理由じゃないんだから安心して」 望「ほ、本当?」 雅「その変わり、一つ条件があるわよ?」 私はこの時、最大のミスを犯した。もし、いや絶対にこの時、はいと頷かなければ彼女の下僕になる必要も無かったし、こんな最悪な未来になってはなかっただろう。 でも、私はうんと答えてしまったのだ!
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