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望「止…止めて。ふわぁっ!?」
私は、いきなり押し倒され首筋を舐められた。一瞬『ゾワリ』とした感触が、私を襲いまるで体全体に電流が流れて来るような…そういう感触がして、私はピクリと体を震わした。
雅「止めて…じゃなくて、『して下さいご主人様』でしょ?躾の悪い、子犬ちゃんには躾が必要なのかな?」
ニヤリと、黒い笑顔で私を見下すように見て来た。まるで子供が何か悪いことをしようと企んでいるような…。とにかく、私はそんな黒い笑顔を見て背中からツッーと冷や汗が流れる。あの笑顔が恐ろしくて堪らないのだ。
私の本能は、今すぐにここから逃げろと言っているがあいにく私は彼女に馬乗りされ、手首を抑えつけられていて、たとえ彼女を退かせてもこの格好で外に出れない状態だ。
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