あらやだ可愛い

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「いやだから文は誰とくっつくのが一番絵になるのかなーって」 「そんなの知らないわよ。というかなにげに私入ってるし」 「地霊の異変で仲良かったからな。さぁ選べ、さもなければみかんを頂く」 「あ?」 「すみません針をしまって下さいお願いします」 「まったく………そうね、2番じゃないの?」 「お? そう思うか?」 「ええ、だってアイツは花の異変の時にチルノと一緒だったからね」 「そうなのか?」 「あれからも割と仲良いらしいわよ」 「そーなのかー」 「……しかもロリコンだし」 「なんか言ったか?」 「いや別に? それよりあんたはどうなのよ」 「私? 私は1の文椛だな」 「なんでよ。アイツら結構仲悪いみたいじゃない」 「あぁ、表向きはな」 「どういう事?」 「いや、私もよくわからないんだが」 「何よそれ」 「あの二人は意外と仲が良いという噂らしい」 「噂じゃない」 「だろう……私は噂を信じる。よって1だ。みかんを貰おう」 「えい」 「痛っ!? いきなり針投げるなよ!」 「んー…ならアイツは椛が好きなんじゃないの?」 「いや、わからんよ。チルノかもしれないし。第一それを調べる為に霊夢に聞いたんだ」 「ふ~ん。じゃあんた直接聞いてみればいいじゃない」 「そんなの聞けるわけないじゃないか。それより霊夢が聞いてくれよ」 「嫌よ。面倒くさい」 「頼むよ」 「嫌」 「頼む」 「面倒」 「この通り」 「あなた文が好きなの?」 「はっ!?」 「あ、赤くなった」 「ばっ…ばか! そそそそんな事ないぜぜぜ!」 「ふーん魔理沙がねぇ………」 「あ、文なんか大っ嫌いだぜ!」 「……………」 「ほんとに」 「……………」 「本当に」 「……………」 「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 「あらあら。行っちゃった。しかし魔理沙が文の事好きなんてねぇ……」
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