第1章 ∽決断∽

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「しかし困ったなぁ…。」 明日出発するライトにとっては子豚が心配でならない。 ライトが考えていると扉が開いて見知らぬ女性が入って来た。 「あ…。」 「お前、何勝手に入ってんだよ。」 「ご…ごめんなさい!その子に餌をやりにきたの。」 女性はプーギーを指差していた。 これで全て解決した。 この女性が餌を与えていたお陰でプーギーは元気なのだ。 「そうだったのか。ありがとう☆」 「いえいえ。」 「俺、ライト。お前は?」 「アンナです。」 2人は自己紹介して握手をした。 するとライトは良いことを思い付いた。 島に行っている間はアンナに世話をしてもらおうと考えていた。 アンナに聞いてみた。 「なぁアンナ。俺、明日から派遣されてまたプーギー達だけなんだ。だからまた餌、頼んでいいかなぁ?」 「いいですよ!喜んで!」 「ありがとう。」
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