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森と丘の端っこに小さな村がある。
そこは人々が暮らす村である。
その村は森と丘で狩りをするハンターの拠点でもある。
その村には1人のハンターが居た。
「いち…に…いち…にっと。」
名前はライト。
ハンターを始めて長い時が経った。
以前は村を出て街で狩りをしていたが村に帰ってきた。
ライトの家に背の小さな老人がやってきた。
村長である。
「ライトや。街のギルドから手紙が来ておるぞ。」
「え?俺に?…何で?」
「ワシにも分からん。とりあえず手紙を読め。」
「ありがとなー。」
村長は手紙を渡すと外に出て行った。
ライトは封筒を開けて手紙を読んだ。
「えーっと…フムフム。」
『ライト様。先日モガの村からハンターの要請が来ました。モガの村の近くの島に飛竜が出現する為、凄腕のハンターを村によこす用に要請して来ました。話し合いの結果、ライト様を島に派遣する事に決まりました。』
「派遣かぁ…はぁ!?」
ライトは驚きを隠せなかった。
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