第1章 ∽決断∽

4/12

17人が本棚に入れています
本棚に追加
/161ページ
困っている人を助けたい。 力になりたい。 守りたい。 しかし村を離れたくない。 村にはライトしかハンターはいない。 ライトが島に行ったら誰が村を守るのか。 ライトは心配だった。 しかし迷っている時間はない。 ライトは決心した。 「…救いの手を差し伸べてやるか。」 と言いながら手紙にサインをして準備を始めた。 お気に入りのリオレウスの防具を着て荷物をまとめた。 ある程度準備が出来て村長の下へ向かった。 ガシャガシャ音をたてながら村長に近づいた。 「行くのか。」 「ああ。ちょっくら行ってくる。」 「必ず帰って来い。必ずじゃ。」 「はい。」 ライトは家に戻った後に大剣のアッパーブレイズを取り出して背中につけた。 ある程度お金を持って外へ出て裏庭に回った。
/161ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加