MONOTONE

僕は部屋の片隅に座り込み、じっと考えていた

―ここは魔界？あの犬はｹﾙﾍﾞﾛｽ??あの二人は何者なんだ?
まさか悪魔??
食われるかもしれない!

｢こ、ここから逃げないと…!｣

僕は窓を開け脱出を試みたが…
外にはあの美しかった庭は無く、真っ暗な森が永遠と広がっていた

｢逃げられないって事か…｣

―どうすればいいんだ

｢目玉か…｣