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「…あのう」
「うん?」
「それはつまり…」
「チェックアウトギリギリまで此処にいよ?」
襲われるッ!!!!
間違いなく襲われるッ!!!!!!
先生はニコニコしながら俺に覆い被さってきた。いやだあ俺の貞操がああああ!!!!
「なに堅くなってんの」
「だっ…て」
「だいじょーぶ。ちょっと味見するだけだから」
ペロッと舌を出して妖しく笑う先生の姿はただの鬼畜にしか見えませんでした。
待って。味見って何。
「せんせっ…待ってくださ…」
「待たない」
そう言うと先生は間髪入れずに再びキスをしてきた。しかも今度は濃厚なやつ。
舌が絡み合って、頭がぼーっとする。なにこれ酸欠?
先生の吐息を間近に感じていると、先生は突然耳元で囁いてきた。
「…多分すぐ慣れるよ…」
その不吉な予言が。
的中するとは、思いもよらなかった。
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