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ヴヴヴ…
電磁波のような音が空を裂き、ポッカリと穴を開けた
ズズズ…
『やったー!これで海賊に会いに行ける!下には海賊船も見えるなぁ。こんな高い所から落ちたら、死ぬだろぉおぉぉお!!』
ミキは上空に投げ出されそうになってる
『海賊の時代には来れてるけど明らかに下車するとこ間違っとる!もっと下に降りろッ!』
当然、そんなことを言っても無駄なので
ペッ!っと空へ吐き出されたのだった
『You can fry?
NOOOOOO!!!!』
重力に従い、体は落下していく
ドガッ!
海賊船に着地
意外と高くはなかったのだが
『背中いってぇえぇええ!』
無論そうなるだろう
と、その時ドアがギィ、と音を立てて開いた
「今、なんか声が聞こえなかったか?」
「そうか?何も…いたぁあぁああ!!」
「なんだと!?」
「お客さんが来たようだな」
うわー、なんかいっぱい出て来ちゃったよ…
「敵の船にたった一人で挑むつもりか若造?」
「大人しく捕まった方が身の為だぜ?」
『待て、オレは敵じゃない』
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