Pirate

6/10
前へ
/28ページ
次へ
船長「…驚いた。いつ縄から抜け出した?」 『ちょっと前に』 船長「俺達を助けたって事はどうやら君は敵じゃないようだな」 『だから最初っからそう言ってんじゃん』 船長「ここんとこ最近海賊がよく襲ってくるからな、君もその一人だと思ってな、疑ったのは悪かった。だが…」 『…?』 船長「俺の船に無断で乗るのはどうかと思うが?」 『だから上から落ちてきたの。だからここに来たのはたまたま』 船長「そうか。しかし俺の船に乗っている以上、仕事はしてもらうぞ。いいな、お嬢さん?」 「お、お嬢さん!?」 「あいつ女だったのか!」「女っぽい顔立ちの男かと思ってたぜ」 コートを来ていたので気づいていなかったのだろうが…これでもね、Bあんのよ? 気付けよ 船長「まあ、あれだ。いきなりこんな所に来て戸惑っているだろう。俺の部屋でお茶を飲みながら話をしないか?」 え!マジで!行きます行きます! 『…よろこんで』 船長「ではこちらへどうぞ」 船長室に案内され、ミキと船長は船長室に入った 「…船長、女だからって特別扱いを」 「船長独り占めする気だな」 「船長がうらやましいぜ」
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加