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船員が愚痴をこぼしていることも知らず、ミキと船長、それからオウムは船長室でゆったりくつろいでいた
船長「自己紹介が遅れたな、俺の名前はジャック。ジャック・ガロンだ」
インコ「荒波ノジャック!荒波ノジャック」
ジャック「人は俺のことを荒波のジャックと呼んでいる。こう見えて海賊の中じゃ名が知れている方でな」
『へぇー、あなたって凄いんですね』
ジ「誉めてもらえて光栄だ。ところで、お嬢さんの名前を聞いてないんだが?」
『ん?ああ、オレの名前はミキだ。よろしく』
ジ「ミキ、いい名前だな。ところで最近なぜ海賊が襲ってくるか知っているか?」
『…いや、知らない』
ジ「実は伝説の海賊ラルス・キッドが残した財宝が埋まっているという小島があるという噂が流れてな、海賊は皆こぞってその財宝を狙ってその小島に向かっている。俺らもその一つだがな」
『ふーん。てことは、さっきの海賊は邪魔者を排除しようとして攻撃してきたってことか』
ジ「そういうことだ。呑み込みが早くて助かる」
『そりゃどうも』
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