7人が本棚に入れています
本棚に追加
ジ「これから何度か先ほどのような奇襲があるかもしれん。本来はお嬢さんを危険な目に会わせる訳にはいかないが、ミキはなかなかいい戦力になる。どうだろう、我々に力を貸してくれないか?」
『…途中で降りるわけにもいかないしな』
ジ「そうか。君ならそう言ってくれると思っていたよ、ミキ」
『これからよろしくな』
ジ「ああ、よろしく」
…ていうかこんなイケメンを置いて帰れるわけねーだろ!
ジ「じゃあ、新しい船員を皆に紹介してやらねーとな」
***
「船長!それは本気で言ってるんですかい?」
ジ「ああ、本気だ」
「やったぜ!」
ゴスッ!
「お前は黙ってろ!…船に女を乗せるなんて今まで一度も無かった。どういう風の吹き回しだい?」
ジ「ただ気まぐれで言ってる訳じゃねぇ。こいつは戦力になるから雇ったんだ。お前らもさっき見ただろ?彼女の戦いっぷりを」
「そりゃあ確かに凄かったが…」
ジ「なら文句ないだろ?これは船長の決定事項だ。これから仲良くしてやってくれ」
「「「イエッサー、船長」」」
…なんか楽しくなってきたじゃねーか
最初のコメントを投稿しよう!