Pirate

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ジ「これから何度か先ほどのような奇襲があるかもしれん。本来はお嬢さんを危険な目に会わせる訳にはいかないが、ミキはなかなかいい戦力になる。どうだろう、我々に力を貸してくれないか?」 『…途中で降りるわけにもいかないしな』 ジ「そうか。君ならそう言ってくれると思っていたよ、ミキ」 『これからよろしくな』 ジ「ああ、よろしく」 …ていうかこんなイケメンを置いて帰れるわけねーだろ! ジ「じゃあ、新しい船員を皆に紹介してやらねーとな」 *** 「船長!それは本気で言ってるんですかい?」 ジ「ああ、本気だ」 「やったぜ!」 ゴスッ! 「お前は黙ってろ!…船に女を乗せるなんて今まで一度も無かった。どういう風の吹き回しだい?」 ジ「ただ気まぐれで言ってる訳じゃねぇ。こいつは戦力になるから雇ったんだ。お前らもさっき見ただろ?彼女の戦いっぷりを」 「そりゃあ確かに凄かったが…」 ジ「なら文句ないだろ?これは船長の決定事項だ。これから仲良くしてやってくれ」 「「「イエッサー、船長」」」 …なんか楽しくなってきたじゃねーか
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