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レ「ミキはさぁ、例えばどんな男が好きなわけ?」
『凄く簡単に言うと、男の中の男がいい。』
ツ「つまり、男より漢の方ね」
『そーゆーこと』
シ「お前テレビの見すぎ!」
ツ「もっと現実を見た方がいいですよ」
レ「ミキは夢見すぎだよ」
ハハハ…
ミキが笑顔でこう言った
『なんか文句あんの?』
「「「…ありません!」」」
目が笑ってない!
『どっかにいい男転がってないかなー』
シ「拾い物みたいな言い方すんなよ」
『海賊のような荒々しい人生っていいよね』
ツ「今どき海賊なんて変わってますね。ミキが思い描いている海賊と今の海賊とでは全然違いますよ。今の海賊なんて市販の船に乗って観光客から金品巻き上げるような卑劣な事しかしてませんからね」
『そんな事知ってる…ん?』
…なんか今、へんな違和感が…体が引き込まれるような…
シ「ん?どうした?」
『いや…なんでもない。ちょっとトイレ行ってくるわ』
レ「行ってらー」
…なんだったんだろう、今の感覚は
トイレの鏡を見る
するとさっきの感覚を再び感じた
しかもさっきよりも強く
…疲れているのか?
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