風邪に■ス

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「…どや、最適な口直しやろ?」 にこにこ微笑しながら 頭を撫でてるとむっと小さく睨まれた 「な、何で怒るねん!;  ちゅうがそんなにイヤ?」 「ちっ違うよっ  嫌じゃなかった…」 「??ほな、なんで嫌そうなん?」 「…………だって。  だって、キスしたらやすに  風邪移っちゃうでしょ…?」 「・・・へ?」 「だーかーらっっ!  移っちゃうでしょって…。」 なんなん、この子 めっちゃ可愛い事ゆうとるっ! 「凪沙…いつからそんな  可愛さが増したんや?  あーほんまかわえー」 すかさず凪沙を抱き締めると かあ~…て顔を真っ赤にさせた 「なぁ?またちゅうしてもええ?」 「な、だめにきまって…!!!」  ちゅっ 「………馬鹿。」 素直じゃないけど単純で 特別な君の特効薬は、 きっと“俺”な気がする バファリンやのーて。 風邪には俺〔ヤス〕 ――…… 「なぎさあ~~  ちゅうして風邪治して~」 「言わんこっちゃない…。」 見事凪沙の風邪が移ったのは 言うまでもなかったり(苦笑) .
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