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ソファに座らせて薬と
コップ1杯の水を渡すと
かなり悪戦苦闘しながら
どうにかこうにか飲み干した
「うぇ~やっぱり苦いぃ~」
「仕方ないやん(笑)
苦いのが薬っちゅうもんや」
「……口直しに甘い物食べたい」
「んな急に言われてもなあ~
梅干しぐらいしかないわ」
口に広がる苦さを取り除きたいのか
めちゃくちゃうがいをしまくる凪沙
あ、そや!良い事思い付いた♪
…今日の俺やけに頭冴えとる!←
、やのうて…。
「凪沙~うがいやめてこっち来ぃや
とっておきの口直しあるで~」
「え、ほんと~??!」
目を輝かせながら言葉通り
うがいやめて駆け寄って来た
・・・偉い単純(笑)
「おう。
ほな目閉じといてな」
「??う、うんっわかった」
目を閉じて何かを待ちわびる
表情が何とも言えんぐらい
可愛くて可愛くて、やばい////
俺は凪沙の肩をやんわり掴んで
そのまま唇を寄せた
流石の凪沙もこれには
気付いたらしくすぐさま
離れようともがいてたが
俺がそれを封じた
強く抱き寄せて、また更に
激しく舌を絡める
「ん、んぅ…」
息苦しそうにしてたから
仕方なく唇を離すと
凪沙は溶けてしもうたみたいに
へなへな床に座り込んだ
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