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晴れやてゆうてたやん
所詮お天気お姉さんも
単なるねえちゃんやわ
【雨のバカ！】
折角のオフなのに
最悪の天気
さっきまで雲一つない
晴天やったのに、
突然降り出して来た雨
中から見てるだけでも
気分がわるうなってくる
だから雨は嫌いやねん；
新しく変えたソファに
腰掛け温かいコーヒーを
飲みながら窓の外を眺めた
ふと、テーブルの上に
置きっぱの携帯が目に付いて。
「・・・。」
そういえば最近凪沙に
会えてへんなあ～
会いに行きたいけど
今日雨酷くなるらしいし…
あ゛ぁ゛ーーっっ
何にも出来へん自分に腹立つわ
……怒ったとこでなんも
意味ないっちゅうのに
俺は子供か！
凪沙……
はよ会いたい…
会ってむっちゃ
くっついてたい……！
馬鹿みたいに愛しくなってきた
電話して声でも聞こかなあ
とか思って携帯を撮ると
ピンポーーーーン
タイミングが悪く
チャイムが鳴り響いた
「あーもー…何やねんっ
今急がしいっちゅうのに」
若干タイミングの悪さに
苛つきながらぶっきらぼうに
玄関を開けると
「どちらさ……！！！」
俺の目の前に
「……来ちゃった」
「………凪沙……！」
愛しかった女がいた
.
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