風邪に■ス

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《♪頭痛にバファリン~》 「……全然効かないじゃん」 「テレビに向かって  文句ゆわなーい」 【風邪に■ス】 俺の彼女である凪沙は 流行の風邪を拗らせて 悪化してる最中 普段からちょっと おかしな子やけど…… テレビに話しかけるほど 参ってるんちゃうかなあ(苦笑) そしてもうひとつ。 困ったちゃんは 俺の頭を悩ませる 「ほら凪沙、だだこねてへんで  はよ風邪薬飲まなあかんやろ?」 「いーやーだあーっ!  絶対薬飲まないしっ苦いもん」 風邪薬 とゆうか薬全般が苦手な 彼女は病が悪化してるゆうのに 飲ませようとするたんびに すばしっこく逃亡する 「我が儘ゆってへんで  ええ加減飲めって!  きっとこれは苦く  ないやろっ!…多分。」 「多分てなによおーーっ!」 う゛ー…; 三十路のおっさん走らせんなや… 鬼ごっこしてるみたいやで;; 病人相手に乱暴したないけど しゃあないな。 ここは奥の手や★ 何かを察したのか 自分の身を案じたのか よぉわからんけど また逃げ出そうとしたが 何度も逃がす俺やない!  ガシッッ 「あ゛ッ!」 「なーぎーさあ~  もう逃がさへんでぇ(黒笑)」 「う、うぅ~…;  わかったよお…飲むからあ~」 駄々こねるときもあるけど やっぱり良い子ちゃんや♪ .
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