魔法学校入学

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帰宅してしばらくしたころドアのベルがなった。 ドアを開くと太った、だけど貧相な顔をしたおっさんがいた。 「どちら様ですか?」 「魔法学校の新入生さんですよね」 「はい」 「ええとですね。私、HNK、Hな根暗教団の者ですが、こういう番組やアニメを強制的にお宅のテレビに垂れ流してるので受信料ください」 見るとHな根暗教団のくせに糞真面目で面白くない番組ばかりだった。 「受信料払う用紙ありますか」 「はい」 俺は渡された用紙で鼻をかんで返し、ドアを閉めた。 おっさんは寂しそうに帰っていった。 もっとアダルティな番組をやれば受信料払うのに。
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