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ものの十分程で七色草を抜き終わった男は草を全て背負っていた皮のような材質の鞄に突っ込み、今度は目の前の雑草だらけの場所に何かの液体を撒いた
液体の名は通称【草枯らし】
撒いた場所の草を根っこまで全て枯らして土の肥料にするといわれる薬である
瞬く間に雑草は枯れはて、男はマントの内側から今度は小さい袋を取り出した
袋の中からは何かの種
適当にパパッと種を撒いてまたマントの内側から透明な容器に入った水を取出し撒く
男はその工程が全て終わると全てマントの内側にしまい、今度は白い玉を取り出した
大きさはキャベツ丸々一個位、どうやってマントの内側にしまっていたのは謎な大きさのその玉
コンコン……
男が玉を叩くと玉はブルブル震えだした
「羽化まで五分程度……その間に黄金草を取りますかね」
玉を地面に置いて向き直り、黄金草の場所まで戻った男はまたまたマントの内側から草刈りにつかう小振りな鎌を取り出してせっせと黄金草をとっていく
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