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結構な量になった草の束……すると
パキャ!
後ろから何かが割れる音
バサッ!
そこにいたのは体長1メートル程の鷲に似た体つきの白い鳥
「ピュー!」
大きな翼をダイナミックに動かしながら鳥は男に近づいていく
元来鳥とは生まれた瞬間に見た生きものを親と認識する為に男を親と思ったのだろう
頬をすり寄せるその鳥、名を【巨翼白鷲】という
「ふふ……力を貸して下さいね」
「ピュー!」
白鷲は返事をすると羽をバサバサさせた
男は満足そうな顔をすると
「そういえばあなたに名前をあげましょう……うん、【ライ】なんでどうでしょう?」
「ピュー!」
白鷲ことライは頭を上下させる
了解した……といいたいのだろう
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