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「ちなみに私の名前を教えておきます、私の名前はクロノ……クロノ・アキラです、まあ知り合いからはクロと呼ばれてます」
ライを撫でながらその男……クロは黄金草の束を鞄にどんどんつめていく
「よし」
クロは草を入れた鞄をマントの内側に入れる
すると鞄はフッと消えてしまった
「それではライ……お願いしますよ?」
「ピュー!」
ライは翼を広げる。すると羽はみるみる巨大化、元の二倍ほどに翼だけ大きくなった
バサッ!
一度の羽ばたきで1メートル程浮くライ
クロはすかさずライの足首を掴んだ
ライはその大人1人分の重さなど気にしたふうもなく高度を上げていき、そして
「ピュー!」
一気に崖のほうから風のように滑空していったのだった
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