1章:門出
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「これで、よし…と」 青年は最後の荷物をリュックに詰め終えた。 整然と片付けられた部屋はチリひとつとなく、青年の几帳面さが伺える。青年はゆっくりと腰を上げ、翼膜であつらわえたベルトを巻いた。ベルトにはポーチと大柄のナイフが付けてある。 リュックを背負い、青年は五十センチ程の一対の金槌を後ろ手に腰へ差し込んだ。 「さて、行こう」 青年は部屋を出て玄関をくぐった。
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