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――その時俺が眼にしたもの、それはこれから起こる物語の序章でしかなかった―― いつもの汚いボロアパート いつもの階段の軋む音 いつもの玄関…今日は張り紙がしてあったが… そしていつもの服やら雑誌やらすっちゃかめっちゃかの汚い俺の部屋………のはずなんだが… (?!!どうなってんだ!? 綺麗に整理整頓されてやがる…っっ! まさか泥棒っっ?!) 急いで俺は通帳やら印鑑やらを探し始めた… ―――あっ…ある… (どうなってんだ…まさか…お袋か?いやそれはない筈だ…いま台湾に糞親父とパック旅行に行ってるしな…… じゃあ一体誰が…??)
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