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「はぁーい!注目♪」
変態な人は、扉を開けるなり手をパンパン叩いた。
そして、私の背中を押し部屋の中に居れた。
そこには、あの赤髪と金髪と見たことない人が1人いた。
そして、その人たちは私の顔を見ると喋り始めた。
(わ、私…の事言ってるんだよね…??)
「船長!」
いきなり赤髪の人が手をあげた。
「何かな?リュウガ??」
(あの変態な人は…船長だったの!?…まぁ、よーく見てみれば、船長っぽいかも…)
「あのー…そいつ沈めるんですか?」
「そ、そいつって…私!?」
私は、自分を指差した。
そうすると、全員が頷いた。
「はぁ!?何それ!!
私、何も悪いことやって無いもん!!」
必死にそう言うと赤髪の人が机を叩いた。
「うるせぇー!実は敵の癖にのこのこと俺達の船に乗ってお宝盗もうとしてるんだろ!バレバレなんだよ!」
(な、なにそれ…)
「うざっ!何が敵よ!私はこんな所来たくなかったわよ!しかも、お宝より私は家に帰りたいのよ!」
半泣きになりながら私は、怒鳴った。
「うわーリュウガ女の子泣かしたあー!サイテー」
船長が私の頭を撫でた。
「じ、じゃあ!お前は何でこんな所に居るんだよ!」
私が泣いてるのかリュウガという人の口調がさっきより優しくなった。
「知らないわよ!あの、時計屋に入って、おかしくなったの!」
「時計屋?」
リュウガという人が、首を傾げた。
その後、私はみんなに何故ここに居るのかを最初から最後まで話した。
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