始まり

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私は、ある日帰り道に古い時計屋を見つけた。 「あれ?こんな所に時計屋あったけ?」 興味本意で私は、時計屋に入っていった。 ガランガラン… 扉を開けると不気味になる大きな鈴。 「すいませーん…誰か居ますかぁ?」 だが、ガランとした店内はシーンと静まりかえっていた。 「なんだし…誰も居ないじゃん…」 私が、店から出ようとした時にガチャリと扉が開いたような音がした。 「へ?」 私は、驚きながらも後ろを振り向くと… 「なにか、欲しいものはありましたか?」 がらがら声のお婆さんがそこには立っていた。
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